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リハビリテーション

田島診療所のリハビリページへようこそ!

 

大事なことなので、先ずお伝えします。
それは自分の身体は自分で良くする!」
誓うこと。

診療所に来院して、寝っころがって施術されているだけでは…

「まあ、良くはなりません」(キッパリ)。

これは理学療法士歴27年目の私の結論です。

 

「じゃあ、どうすればいいんですか?」

「自分で出来ることは、自分で行う」。以上です。

例えば…

①1日最低1セット10回の筋トレを行う(2-3分で終わります)。或いは、

②お風呂上りにストレッチを1回行う(1分程度で終わります)。はたまた

③朝の起床前に骨盤を10秒~20秒ゆらゆらと揺さぶってから起きる。

いきなり、「テンコ盛りのメニューを、多くの回数行うなんて芸当」は…ムリです。

 故に、先ずは少しの量の運動をすることを「習慣化していく」ことから始めます。

そんな田島診療所の
リハビリテーション科の特徴は…

田島診療所の理学療法士が行うリハビリテーションは、
『三位一体』の形で構成しています。

  • 個別理学療法

    徒手療法+運動療法

  • 物理療法

    経絡(ツボ押し)+
    温め、牽引、電気療法

  • 自宅で行うコトの指導

    運動+姿勢+生活上の注意点

1)個別理学療法について

あなたに特化した
理学療法プログラムの立案

1995年(平成7年)に設立された田島診療所リハビリテーションは、尼崎市西立花町で皆様に本格的理学療法サービスを提供しています。

では、本格的理学療法とは何か?それは、

  1. お困り事を丹念にお聴きし、
  2. 良くなるためのポイントを明らかにするために、理学療法評価(簡単に言うと理学療法の検査のこと)を行った上で、
  3. あなたに最適な治療プログラムを立案・提供し、
  4. あなたが、最終的に「どうなったら、嬉しいか」=「ゴール設定」を行い、
  5. 定期的に通院しつつ、日々の修行(自主トレのこと)に励む。

 以上、5項目から構成される理学療法を「本格的理学療法」と、私は定義します。

 

①お困りごとを丹念に聴く

 例えば、あなたは腰が痛い人です。病院などに行って「どこが、いつから痛いですか?」と聞かれたので、「腰が3週間ほど前から痛いです」と答えましたとさ…。

 そうではなく、「腰が“いつ・どこで・何をした時に痛くなるから”、~で困っている」。聴くというのは、最低限ここまで行う必要があるのではないでしょうか。

 もう一度、あなたは腰が痛い人です。「私は、午後3時頃から職場で座って仕事をしていると、段々腰が重たくなってきて、夕方になると痛くなり帰宅時が痛みのピークです。帰りの電車で20分立っていられないことが一番困ります。席が空いていないことが多いので、根性で立っていますが」。この例のように、「曖昧性を排除し、症状の出現状況と、一番のお困り事を明確にする」までお話しを伺います。

 

②理学療法評価を行う

大きく分けて2パターンあります。一つ目が、

1.私の経験上からの評価

 痛い部位、何をどうしたら痛いのか、どういう時に痛みはマシか。ここらあたりまで聴くと、概ね「悪いのはココだろうな」と当たりはつきます(経験を積めば、誰でも出来るはず)。このつけた「当たり」を踏まえて、評価を行い「真偽」の確認を行います。 

2.1.で明確にならなかった場合  :説明は省きます。専門的すぎ。

 世界標準で行われている「整形外科領域における理学療法評価」を行い、「症状の原因部位=改善するためのポイント」を洗い出します。

【洗い出しの手順】
  1. 自動運動(自分で動かす)
  2. 関節終末感確認
  3. 他動運動(私が動かす)
  4. 関節終末感確認
  5. 関節面への圧迫・離開テスト
  6. 徒手抵抗による筋の等尺性収縮テスト
  7. 触診(痛と硬さ)
  8. 特殊テスト

 

③あなたに最適なプログラムの立案、提供

 ②の理学療法検査によって、明らかになった「良くなるための」ポイントに対して「理学療法プログラム」を建てます。腰痛の例で挙げると…

  • 硬い筋肉を緩める「マッサージ」
  • 関節の遊びを改善する「関節モビライゼーション」
  • 筋肉を伸ばす「ストレッチ」
  • 腰を強くするための「インナーエクササイズ」
  • 自宅で行う「インナーエクササイズの指導」

こんな感じ。

 

腰へのマッサージ中 ⤴

 

④ゴール設定を行う

 本当はゴール設定が一番大事。でも、ここで要注意。ゴールって、簡単には出てきません。①からの腰痛の場合。初回時に、もし私が「どうなったら、嬉しいですか?」とお聴きしたら、きっと次のように答えるでしょう。

 「痛みがなくなったら」とか、「勤務がスムーズに出来たら」とか、「帰宅時の苦痛がなくなったら」等々と。

 痛い状態で来られているので、このようにしか答えようがないのは事実です。なので、これらは「暫定ゴール」です。でもね…。痛み(苦痛)からの解放は求めているけど、腰の調子が良くなったら…

 「月に2回行っていたゴルフを再開したいです。今は痛いから出来ないけど。友達の車に乗せてもらうから、終わった後に飲むビールが旨いんですは」。

 これがゴールだと私は考えています。それはあなたが、「良くなったら、心からやりたいことは何?」です。

手のストレッチを指導中 ⤴

⑤定期的に通院しつつ、日々の修行(自主トレ)に励む

 通院されている際に、毎回問診を行います。且つ、定期的に理学療法検査を実施します。「問診+理学療法検査」によって、あなたの症状に変化がある場合、或いは逆に全く変化がない場合、いずれにしても「理学療法プログラムの更新、変更」を行います。同時に、自主トレメニューも更新、変更、追加、削除を行います。

そして、私とあなたの双方が「もう通わんでもええやろ」と相成ったら、めでたく卒業です。

※運動器リハビリテーションには、厚生労働省の取り決めで、「5か月の150日を上限とす」いう150日ルールがあります。

 

2)物理療法について~その1~

当診療所は機器による物理療法のみならず…
経絡(ツボ押し)をやってます。

 本人は恥ずかしがって「顔」は出したくないそうなのですが(笑)。西洋医学のみならず、経絡治療も学んでいる整形外科医の三橋所長から直々に教わっている「イニシャルH」さんが、あなたの経絡(ツボ)を押すことで、「あなたの痛みが軽くなるお手伝い」をします。

※Hさんの経絡(ツボ押し)を受けたい方は、三橋所長の診察を受けて下さい。

 

 

手に対して経絡刺激中 ⤴

2)物理療法について~その2~

当診療所にある物理療法機器の解説をします。

教科書的な説明ではなく、私いはらが26年の経験で感じてきた効果を解説します!

(教科書的な説明は他所のHPをご覧下さい)。

注意!すべての物理療法は、「急性期の痛み」や「炎症を起こしている」場合は行えません。100%、「酷くなります」。

 

①温め(ホットパック):表面の温め

 身体の表面の筋肉が硬くなり、痛みの原因となっている場合に行います。ホットパックで硬い筋肉を緩めることで、痛みが楽になります。調理法で例えると「湯煎」です。

例えば)首の重み、肩こり、腰痛、こむら返り(ふくらはぎ)など。

 

 

 

カバーに入れて腰に巻いて温めます ⤴

②マイクロ波(マイクロ・ウェーブ):深部温め

 身体の奥(深い所)の筋肉が硬くなり、痛みの原因となっている場合。深部を温めることで、痛みが楽になります。調理法で例えると「電子レンジ」です。

例えば)肩や腰の痛みで、原因が体の奥の筋肉の時

 

 

両肩、温め中 ⤴

③レーザー治療:痛みの緩和目的

 患部の脳をつなぐ神経にレーザー光を照射すると、痛みを和らげることが出来ます(夢ナビ。講義NO. 08233 レーザーで痛みを和らげる?「物理療法」に秘められた可能性より引用)。

※私の経験上使ったことがないため、資料から引用しました。勤めていた職場になかったということですは。

例えば)関節リウマチ、変形性関節症、三叉神経痛

 

レーザー治療器 ⤴

④腰の牽引

 腰痛または、腰の神経が悪さをして発症している「お尻の痛み」、「足の痛み」と、「足の痺れ」に対して行います。

例えば、腰椎症、ヘルニア、脊柱管狭窄症など

腰を引っ張ってます ⤴

⑤首の牽引

 首の痛み、肩こり、首の神経が悪さをして発症している「手指の痺れ」に対して行います。

例えば)頚椎症、頚椎ヘルニア、交通事故後など。

 

 

 

首を引っ張ってます ⤴

⑥低周波:電気による治療

 痛みがある、または硬くなっている筋肉に電極付のスポンジを貼ることで、筋肉を「伸び縮み」させます。この「伸び縮み」で硬い筋肉が緩むので、痛みが楽になります。

 

 

 

 

首と肩に低周波を当ててます ⤴

⑦その他:三種の自主トレ器具

A. ふくらはぎを伸ばす傾斜台(通称、「筋のび~る」)

 めっちゃ伸びます。家での自主トレとは比べられない衝撃的なストレッチ感!筋肉が硬くて、こむら返りを起こす方が対象。

B. 動きにくい肩を動かす滑車(通称、「肩あが~る」)

 左右10回ずつ行った最後に20秒止めて、ストレッチを行うと…メッチャ効いてます。五十肩などで、肩が挙がらない方が対象。

C. 膝伸ばし

 O脚(変形性膝関節症)など、太ももを鍛える方は必ず行うこと。

 

3)自宅で行うことの指導について

 これは自宅のみならず、「職場」、「学校」など色々な状況で行います。指導に際して、「いつ、どこで、何を、どれくらい(の回数、または時間)」行うのかにまで落とし込みます。例えば、腰の痛いあなたに「お風呂上がりに、自宅で、腰のストレッチを、20秒間」行うようにと。では何を行うのか?それを説明していきます。

  1. 筋トレ
    弱っている筋肉を鍛える必要性がある場合に、お伝えします。家を建てることで例えると、「檜などで立派な柱を建てること」に相当します。
  2. インナーエクササイズ指導
    体の奥にある小さい筋肉がインナーマッスル。この小さい筋肉を鍛えて、肩・腰をしっかりと支えることが出来るようにするのが、インナーエクササイズです。家を建てることで例えると、「基礎工事」に相当します。しんどくはないが、「コツ」を掴むことが全て。
  3. ストレッチ
    硬くなっている筋肉を伸ばしてやること(=ストレッチ)で、筋肉を緩めます。
  4. 姿勢指導
    座り方、立ち方、歩き方…。長時間の同じ姿勢が症状を酷くするため、体への負担の少ない姿勢をお伝えします。
  5. 動作指導
    寝返り方、起き方、立ち方など。楽にできる方法をお伝えします。
  6. 深呼吸法指導
    常に力んでいると、全身に力が入って痛みを強くします(力みまくっていることを意識出来ていないことが大半)。「心身ともに緩める」ことが、痛みの緩和にも繋がります。
  7. 楽な寝方の指導
    例えば、膝が痛くて眠れない…クッションの置き方一つで、楽になります。
  8. 湿布の貼る位置の指導
    あるねん。ポイント。貼りゃーエエもんでも、ございません。

 

知識と技術を習得した
ベテランの博士理学療法士が担当します。

 はじめまして。今年(2025年)で理学療法士歴28年目になる猪原(いはら)康晴です。私が田島診療所に勤務しだして、早5年を迎えました。

 私の理学療法士人生は、整形外科病院を皮切りに➡介護老人保健施設(デイケアを含む)➡療養型病院➡整形外科診療所(デイケア・訪問リハビリ併設)と、急性期~在宅期まで一通り経験して参りました。さて。私は主に整形外科分野の痛みに対する専門技術「徒手療法」を中心とした理学療法プログラムを立てています(2006年、徒手療法分野で理学療法学博士号を札幌医科大学大学院保健医療学研究科にて修得)。しかしあなたが良くなるため、一番大切なことは私の施術を受けることではありません。では一番大切なこととは何か。それは「私は自分の身体は、自分で良くする!」と決意した上で、行動することです。ここを踏まえた上で、ご自分で出来ないことに対しては私が「徒手療法」で対応致します。つまり、「良くなる=治療を受ける+自主トレを行う」によって規定されることです。

プロフィール
  • 生年月日:1969年6月27日
  • 住まい:神戸市
  • 出身地:大阪市
  • 好きな元スポーツ選手:落合博満氏
  • 趣味:ウォーキング、スイーツ巡り
  • 座右の銘:「論理を尽くして、論理を手放す。不立文字が智の本質」
  • よく読む本の著者:山本七平氏、岸田秀氏、小室直樹氏、堤未果氏、井沢元彦氏

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